初夏を迎えて常緑樹である杉やヒノキの葉も更新され、少し前と比べると緑の明るさがまるで違っています。この日、6月17日は今年(2017)の「夏至」のわずか4日前。もはや、「初夏」とは呼べない時季だったのかも知れませんが、目に映る新緑は「初夏」の景色。
幾度か見舞われた大火によって焼失した杉の根株にも、新たな芽生えが見られます。
杉の根株から芽生えた杉の芽は天然更新、萌芽更新のようにも見えますが、隣りの株からはヒノキが芽生えていましたので、朽ちた根株に落ちた実から芽を出した実生更新だろうと思われます。
この芽が秋葉杉、秋葉ヒノキと呼ばれるようになるまで、私の命が長らえることはあり得ませんが、無事に大きく育ってほしいと願わずにはいられません。ここで知り合ったのも何かの縁です。私の100回登拝達成を見守っていてください!