2017年5月27日、秋葉杉に覆われた表参道も、山頂に近づくにつれて日の光が多く射し込むようになり、新緑が一段と輝きを増して来ました。
私たちが色を認識できるのは、対象の反射した光が眼に入って来るから。暗い場所と明るい場所とでは、光源である太陽から照射される光の量が違いますので、反射光の量にも差が出来ます。こんな難しいことを言わなくても、明るい場所の方が鮮やかさが増して見えるのは当然。
目の高さのクロモジに加え、随身門前ではカエデの緑が明るい光を振り撒いています。カエデの中には新芽が赤い種類のものもあり、空の青とのコントラストは絶景。
さらに言えば、ゴール地点である山頂が近づいたことによってテンションが高まり、腰を伸ばして視線を足元から上へと向けるようになったから、こんな美しい景色を見ることができるのですね。