梅雨入り前の秋葉山⑩―随身門手前の新緑

AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん

2017年06月06日 05:20

 2017年5月27日、秋葉杉に覆われた表参道も、山頂に近づくにつれて日の光が多く射し込むようになり、新緑が一段と輝きを増して来ました。

 私たちが色を認識できるのは、対象の反射した光が眼に入って来るから。暗い場所と明るい場所とでは、光源である太陽から照射される光の量が違いますので、反射光の量にも差が出来ます。こんな難しいことを言わなくても、明るい場所の方が鮮やかさが増して見えるのは当然。

 目の高さのクロモジに加え、随身門前ではカエデの緑が明るい光を振り撒いています。カエデの中には新芽が赤い種類のものもあり、空の青とのコントラストは絶景。

 さらに言えば、ゴール地点である山頂が近づいたことによってテンションが高まり、腰を伸ばして視線を足元から上へと向けるようになったから、こんな美しい景色を見ることができるのですね。

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