梅雨入り前の秋葉山⑥―カキノハグサと二人静

AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん

2017年06月02日 05:51

 5月27日の秋葉山ハイキングで私が期待していたのはカキノハグサの開花。6月に入ればカキノハグサも間違いなく咲き始めるのですが、まだ5月だし、今年の春の訪れが遅かったし・・・。

 ところが、たった1株でしたが、咲いていたんです。まだ、咲き始めたばかりには違いありませんが、淡い黄色の萼片からマメ科の花に似た濃い黄色の花が飛び出しています。カキノハグサの名は、柿の葉に似た葉を持つ植物の意味ですが、もう少したてば、花弁の先が赤味を増し、柿の実の色に似て来ます。

 二人静も咲き始めました。小さな花をつけた花序が2本立ち上がるから、静御前とその霊につかれた菜摘女に例えてえ二人静(フタリシズカ)と呼ばれるようになったのですが、実際には花序の数が2本とは限りません。

 写真の花は、3本、4本、5本、6本、7本ありましたから七人静?でも、これだけいたら、とても静かではいられそうにありませんね。

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