春から初夏への秋葉山①―関山と上溝桜

AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん

2017年04月24日 05:34

 4月23日(日)は予定通りの秋葉山登山。私にとって73回目となる今回は、春から初夏へと移りつつある季節です。






 集合場所はいつもの表参道駐車場。周辺に咲く濃いピンク色の八重桜は関山(かんざん・せきやま)。とにかく花弁の数が多いのが特徴で、多いものでは50枚以上もあり、遠目にも重たげで豪華に見えます。

 白いブラシのような桜は上溝桜(ウワミズザクラ)。開花が早かった年には、4月10日頃には咲いていましたので、今年は10日ほど開花が遅れています。






 変わった名前ですが、古代の亀卜(亀甲占い)の時、ウワミズザクラの板に溝(みぞ→みず)を彫って占ったことに由来していとのこと。ちょっと見た目には、コップ洗いのブラシに似ています。

 名前には「桜」と付きますが、バラ科サクラ属ではなくウワミズザクラ属。季節の変わり目を感じさせてくれる白い花束です。

 【関連記事】春から初夏への秋葉山②―萌黄色が目立つ秋葉山
 【関連記事】春から初夏への秋葉山③―ハナイカダとガクウツギ
 【関連記事】春から初夏への秋葉山④―秋葉茶と熊蜂
 【関連記事】春から初夏への秋葉山⑤―新芽が輝くクロモジの木
 【関連記事】春から初夏への秋葉山⑥―仁王門の屋根で育つクロモジ
 【関連記事】春から初夏への秋葉山⑦―感謝
 【関連記事】春から初夏への秋葉山⑧―ゴール地点は866メートル
 【関連記事】春から初夏への秋葉山⑨―青い花と白い花
 【関連記事】春から初夏への秋葉山⑩―またまた増えた❤ハート石
 【関連記事】春から初夏への秋葉山⑪―別名「元禄蛇」ジムグリ

 【関連記事】「夢のかけ橋」近くで咲く関山
 【関連記事】気田川の秋葉橋近くで咲く八重桜

 【関連記事】西雲名で咲く上溝桜の白い房

関連記事