春から初夏への秋葉山①―関山と上溝桜
4月23日(日)は予定通りの秋葉山登山。私にとって73回目となる今回は、春から初夏へと移りつつある季節です。
集合場所はいつもの表参道駐車場。周辺に咲く濃いピンク色の八重桜は関山(かんざん・せきやま)。とにかく花弁の数が多いのが特徴で、多いものでは50枚以上もあり、遠目にも重たげで豪華に見えます。
白いブラシのような桜は上溝桜(ウワミズザクラ)。開花が早かった年には、4月10日頃には咲いていましたので、今年は10日ほど開花が遅れています。
変わった名前ですが、古代の亀卜(亀甲占い)の時、ウワミズザクラの板に溝(みぞ→みず)を彫って占ったことに由来していとのこと。ちょっと見た目には、コップ洗いのブラシに似ています。
名前には「桜」と付きますが、バラ科サクラ属ではなくウワミズザクラ属。季節の変わり目を感じさせてくれる白い花束です。
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