秋葉山表参道にも何本かの桜があります。桜は狭い参道では枝も横には広げられず、植栽された杉と成長を競うかのように上へ上へと伸びています。
出発地から秋葉山を言上げた時、明るく見える木が数本あり、桜だろうとは思っていましたが、さて、参道の桜に花は咲いているのでしょうか?
目
を凝らして見上げると、枝先に数輪の花が咲いているのが見えました。どうやら、今年(2017)も開花しているようです。
山にある桜をついつい「山桜」と呼んでしまいますが、枝先を見ると、花と同時に芽吹いている新しい葉の色が赤茶色の木と、黄緑色の木があります。どうやら、表参道にはヤマザクラとオオシマザクラとが混じっているようです。
しかし、その見分けも確実なものとは言えませんので、山で咲く清楚な桜たちはこれまで通り「山桜」と呼んでおきたいと思います。