2018年06月02日
掛塚で見かけた「カラスの巣 残置中」の電柱
では、どうして、中部電力はカラスの巣があると知りながら撤去せず、「カラスの巣 残置中」と貼り出しているのでしょう?
その回答が、朝日新聞の記事の中にありました。
カラスは、雨にぬれた木の枝や針金など電気を通すものを巣作りに使う。電線に触れることで漏電やショートを引き起こし、停電につながる恐れがある。
名古屋市と近隣35市町村を管轄する名古屋支店は、昨年約100件の停電があり、そのうち約10件がカラスの営巣によるものだった。今年もすでに8件(6月5日現在)あり、4月上旬には名古屋市北区と西区で計約1400戸の停電があった。
名古屋支店では、素材に針金が使われるなど停電リスクの高い約2100カ所(6月5日現在)の巣を撤去した。1日約100カ所撤去したこともある。
ただ、停電につながりそうにない巣は標識を設置した上で残しておく。巣を撤去されたカラスが別の電柱に営巣する可能性があるためで、5日時点で約1千カ所にのぼる。広報担当者は「撤去すれば良いということではない」と語る。
つまり、「中部電力としては、カラスの巣が懸けられていることは承知していますが、とりあえず停電の恐れがありませんので放置し、時季がくれば撤去します」という意思表示。先ずは、一安心しました。
Posted by AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん at 05:35│Comments(0)
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