浜北区小松を歴史散歩②―秋葉山常夜燈の鞘堂
秋葉大鳥居の脇には、木造の鞘堂(龍燈)があり、中には石製の秋葉山常夜燈があり、「小松秋葉大鳥居」と「小松秋葉山常夜燈」は浜松市の有形文化財に指定されています。
鞘堂の中を見ることはできませんでしたが、収められた石燈籠には「明和五戊子年六月吉日」と刻まれているとのことですから、大鳥居よりも54年前、西暦1768年の建立。
さらに、「右あきはみち」とも刻まれているとのことですから、秋葉山へと誘う道標も兼ねていたことになり、かつての秋葉道は「二俣街道」ではなく、大鳥居の東側にある細い道。鞘堂(龍燈)の正面の彫刻は龍、向かって左は獅子と牡丹でした。
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