「磐田クスノキ大学」のみなさんと町歩き④―旧掛塚郵便局と伊豆石の蔵
その後、臨済宗の龍泉寺でダーウィンを日本に紹介した丘浅次郎の墓を見て、旧掛塚郵便局へ。「旧掛塚郵便局(長谷川家住宅)局舎・蔵」も国の登録有形文化財。昭和10年(1935)築の看板建築。モルタル塗で石造風に仕上げられ、オシャレな洋風の軒飾りなどが見られる掛塚のシンボル的な建物です。
そして、その裏にある伊豆石の蔵は、元々は廻船問屋であった松下家の蔵。代々郵便局長を務めた長谷川家が買い取り、局舎兼住宅を新築しましたが、蔵は昔のまま。木材を江戸、東京に運んだ船が、航行時のバランスをとるために帰路の途中、伊豆半島で積み込んで帰って来た伊豆石の蔵は、掛塚地区の歴史を語る建造物です。
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