和装体験会「つなぐ・つむぐ・はぐくむ」③―綿繰り・糸紡ぎ体験
旧津倉家住宅では綿繰り・糸紡ぎ体験が行われました。綿繰り・糸紡ぎとは、綿花から木綿の布へと織り上げるまでの工程のうち、糸を紡ぐまでの作業です。
夏に咲いた綿の花が秋に実を結び弾けた白い玉を、種と綿とに分離する作業が綿繰り。弓の糸を使って綿をほぐし、ふわふわの繊維にするのが弓打ち。その繊維を捩じりながら糸状にするのが糸紡ぎです。
木綿布に織り上げるまでには、まだまだ作業がありますが、今回できるのはここまで。それでも、普段ではできない貴重な文化を、見るだけでなく実際に体験していただくことができました。
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