旧津倉家住宅の障子張り替え作業⑧―明るくなった部屋
そして、9枚揃った障子戸。茶色に変色していた障子紙が真っ白に張り替えられ、部屋の明るさは張替え前と比べて段違いです。
決して簡単ではありませんでしたが、子どもの頃の障子張りの経験を思い出しながらの作業は、ちょっぴり楽しくも感じました。旧津倉家住宅の障子張り替えは、まだまだ残っています。
かつての掛塚繁栄の歴史と文化を、未来へと語り伝えていくのが、私たち「みんなと倶楽部 ⚓ 掛塚」の役割。旧津倉家住宅は、そんな歴史や文化を目に見える形で残している大切な文化遺産です。そんな思いを忘れずに、慌てることなく、地道に少しずつ、古くなった障子紙の張り替えは今後も続けてまいります。
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