旧津倉家住宅の障子張り替え作業⑤―霧吹き

AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん

2019年08月21日 05:59

 「障子貼り」を済ませた障子は通路へ運んで立て掛け、ここでは「障子張り」のための霧吹き作業。糊が乾き始めたら紙全体に霧を吹きかけ、乾けば紙がピンと張ります。

 霧を吹きかけたばかりには、濡れた障子紙は繊維が伸びてたるんだ状態になりますが、障子の桟に固定された紙が乾けば、紙だけが縮むために皺が伸びます。

 乾燥が済めば、次はいよいよ、はみ出した紙をカッターで切る作業です。

 【関連記事】旧津倉家住宅の障子張り替え作業①―「引き違い戸」は右が手前
 【関連記事】旧津倉家住宅の障子張り替え作業②―紙剥がし
 【関連記事】旧津倉家住宅の障子張り替え作業③―障子張り
 【関連記事】旧津倉家住宅の障子張り替え作業④―貼って、貼って
 【関連記事】旧津倉家住宅の障子張り替え作業⑥―仕上げ
 【関連記事】旧津倉家住宅の障子張り替え作業⑦―ガラス嵌め
 【関連記事】旧津倉家住宅の障子張り替え作業⑧―明るくなった部屋

 【関連記事】旧津倉家住宅の障子張り替え予行演習

関連記事