強風の中を箱根ドライブ④―遠見番所
芦ノ湖に面した箱根関の裏手に当たる小高い場所へ登るのは、80段ほどの急な石段。その上に復元された遠見番所がありました。
江戸時代の箱根関にの遠見番所には足軽が詰めており、街道や芦ノ湖を見張り、不審な動きを見つければ、拍子木を打って下の大番所や足軽番所に知らせたのだそうです。「♪一夫關に當るや 萬夫も開くなし」。
そんな高台にある遠見番所から芦ノ湖を見れば、箱根関所跡港に浮かぶ遊覧船が見下ろせます。そして、朝の天気からすれば、ほぼ正面に富士山が見えるはずだったのですが、いつの間にか発生した厚い雲に遮られ、残念ながら富士山は姿を見せてはくれませんでした。
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