「掛塚は湊町だった」―竜洋北小「語り聞かせ」

AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん

2018年05月31日 10:46

 5月31日(木)は、磐田市立竜洋北小学校の「語り聞かせ」の日。テーマは「掛塚は湊町だった」。3年1組と2組の児童の前でパワーポイントで作った画像を見せながら、かつての掛塚が湊町として栄え「遠州の小江戸」と呼ばれる町だったことを紹介しました。

 港と聞いても、魚を捕る漁船が出入りする漁港程度を思い浮かべてしまわれがちですが、掛塚湊には大型の帆船が係留され、江戸へ、関西へと天竜川を流れ下って来た材木を運ぶ交易の港。そんな掛塚には商人や職人たちが溢れて賑わっていたのですが、現在ではその面影も失われがち。

 6月9日には「いじゃまいかけつか」が開催され、旧廻船問屋・津倉家の見学もできることをPRし、一緒に「掛塚まちめぐり」をしましょう、と呼び掛けました。

 私の話を聞き取り、すばやく黒板に板書してくれたのは担任の先生です。

 【関連記事】竜洋北小「十束の人と心をつなぐ会」に参加
 【関連記事】「木を植えて、育てて、伐って、使う」―竜洋北小3年生「語り聞かせ」
 【関連記事】「掛塚の木挽き・製材の歴史」―竜洋北小5年生「語り聞かせ」
 【関連記事】竜洋北小の子どもたちから届いた嬉しい手紙
 【関連記事】「語り聞かせ」と「十束の人と心をつなぐ会」―竜洋北小学校
 【関連記事】「天竜川の水に感謝」―竜洋北小「語り聞かせ」


関連記事