「掛塚まつり」が近づきました!⑨―神楽箱

AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん

2017年10月10日 06:04

 神輿渡御の最後尾を務めるのは、東町の御神楽。神楽囃子に乗って曳き回されるのが、神楽箱と呼ばれる小型の屋台です。

 現在の神楽箱は2代目。明治27年(1894)、先代の神楽箱を造る時の棟梁を務めたのは、曽布川藤次郎でした。2代目神楽箱と、先代神楽箱の見た目はほぼ同じ。複製とは言いながら、よくもそっくりに造ったものです。

 かつては、神前で獅子舞を舞ったとのことですが、現在では、獅子頭を納めた神楽箱を曳き回すだけです。

 【関連記事】「掛塚まつり」が近づきました!①―新町の角字
 【関連記事】「掛塚まつり」が近づきました!②―「東」「田」「大」「砂」「壽」
 【関連記事】「掛塚まつり」が近づきました!③―「も組」の「本」「茂」「組」「連」
 【関連記事】「掛塚まつり」が近づきました!④―蟹町は「加」
 【関連記事】「掛塚まつり」が近づきました!⑤―源氏香の図
 【関連記事】「掛塚まつり」が近づきました!⑥―御座船「明神丸」
 【関連記事】「掛塚まつり」が近づきました!⑦―竹馬とバレン
 【関連記事】「掛塚まつり」が近づきました!⑧―神輿渡御
 【関連記事】「掛塚まつり」が近づきました!⑩―大当町屋台と立川流の脇障子
 【関連記事】「掛塚まつり」が近づきました!⑪―新町屋台と「粟穂に鶉」
 【関連記事】「掛塚まつり」が近づきました!⑫―「虎の子渡し」と「獅子の玉遊び」
 【関連記事】「掛塚まつり」が近づきました!⑬―砂町屋台の「獅子と牡丹」
 【関連記事】「掛塚まつり」が近づきました!⑭―本町屋台と立川専四郎冨種
 【関連記事】「掛塚まつり」が近づきました!⑮―房州後藤流の彫刻

 【関連記事】諏訪立川流が好んだ「力神」⑤―掛塚東町神楽箱

関連記事