地域理解と人材育成 清竜中生、天竜高で授業 浜松
浜松市天竜区二俣町の県立天竜高は6日、同町の市立清竜中の生徒を招いた体験授業を同校で初めて開いた。生徒は林業や介護関係など地域に根ざした特色ある授業を体験し、地元の高校に対する理解を深めた。
体験授業は2016年度に立ち上げた天竜区中高連携協議会で開催を決め、準備してきた。清竜中3年生90人が参加し、農業科5講座と総合学科6講座の中から2講座を選んで受講した。
林業を学ぶ講座「フォレスター」では、樹木の高さを測る器具「ブルーメライス」や三角定規を使って、身近な建物の高さを測る方法を学んだ。女子生徒(15)は「難しそうと思ったけど、分かりやすく教えてくれて面白かった」と楽しんでいた。
介護福祉現場の実技を学ぶ講座「福祉」では、ベッドのシーツを固定する技術「三角折り」などを学んだ。女子生徒(14)は「天竜高でこんな授業をしているのを初めて知った。親の仕事が介護関係なので興味深かった」と話した。
協議会には両校と市立光が丘中(天竜区山東)の3校が参加している。天竜高の森健司教頭は「区内の中高が連携して地元で活躍する人材を育て、地域を活性化したい」と話した。(「静岡新聞」より)
地域での暮らし方、人と人とのつながりの大切さを教えることは必要です。私は来週14日に、小学校時代の友人たちと会う約束になっています。どんな思い出話が飛び出すのか、今から楽しみです。
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