外国人、春野の魅力満喫 茶摘みやジビエ体験ツアー

AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん

2017年05月29日 06:58

 浜松市天竜区春野町の茶生産者や商工観光関係者らでつくる「春野町美しい茶園でつながるプロジェクト推進協議会」が27日、外国人を対象に茶摘みやジビエ(野生鳥獣の肉)料理を通じて春野の魅力に触れる体験ツアーを開いた。

 農村の景観や文化体験への関心の高まりを地域活性化につなげようと、旅行商品化を目指して企画した。市内在住の外国人をはじめ旅行業者など計24人が参加した。

 一行はまず同町砂川の鈴木猛史さん(47)の茶園を訪問。鈴木さんから地域を挙げて有機茶の生産に取り組んでいると説明を受け、標高400メートルの山の斜面に広がる茶畑の景観を満喫しながら茶葉を摘んだ。ジビエ解体加工施設がある同町杉の「春野山の村」も訪れ、地元産のイノシシ、シカ肉のバーベキューを味わったり、摘んだばかりの茶葉を加工して試飲したりした。

 米国出身のレベッカ・ドムさん(31)は「茶摘みは初めてで楽しかった。山と茶畑の景色が美しい」と話した。協議会は、今秋にもツアーの開催を計画している。(「中日新聞」より)


 毎年、実家の茶摘みをしている私ですが、自然に囲まれた山の茶園での茶摘みほど季節を感じる体験はないかも知れません。天気も良く、楽しい体験ツアーになったことでしょう。

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