富幕山(とんまくやま)には一等三角点があり、「富幕山の自然を守る会・奥山観光協会」が設置した看板によれば、19箇所ある県内の一等三角点の中でも、基準となる「一等点本点」。明治18年(1885)埋標時の点名は富幕山ではなく「富巻山(とんまきやま)」とされているそうです。
さらに、看板には「標高563m24mm」と書かれていましたが、最新の国土地理院地図によれば「357.0」。その差は6.024メートルですから、ずい分と差があります。
北遠の竜頭山などは、GPS測定により50センチほど標高が高くなったのですが、富幕山は低くなっているのでしょうか?微妙な誤差ですが、もしかしたら、地殻変動・地形変化の影響かも知れません。
それにしても、「563m24mm」の表示は、「24cm」の間違い?