「みんなと倶楽部 ⚓ 掛塚」4月例会は、あいにくの小雨が降る中、「掛塚まちめぐり」と題し、貴船神社に集合し、ぐるりと掛塚、白羽を歩いて回りました。
貴船神社では奉納された手水鉢や常夜燈、狛犬などを眺め、北東隅に建てられている津倉世雄翁の「敬神紀念碑」について、名倉愼一郎さんから説明を受けました。
その後は、旧掛塚郵便局から伊豆石で造られた石塀や石蔵など、掛塚ならではの郷土史遺産を巡り約2時間。今では道路の下に隠れてしまっていますが、かつては水路が玄関前まで張り巡らされ、物資の運搬に利用されていた水運の町だったことを今さらながらに再認識。水路に架けられていた橋があったと思われる場所なども知ることができました。
これらの郷土史遺産が、歳月の経過とともにこのまま忘れられてしまってはもったいない話。生まれ育った故郷を大好きになってもらうため、小学生にも分かりやすい案内や解説の看板が必要ではないでしょうか?
掛塚湊の繁栄を象徴する旧津倉家住宅の活用も、私たちが次の世代に対してしなくてはいけない責任の1つだと考えています。