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2018年06月16日

笑顔いっぱい「いじゃまいかけつか」⑦―枯山水の庭に咲くネジバナ

香集寺の枯山水の庭 掛塚の北にある香集寺の檀家が、かつての船着き場近くの蟹町に多いのは、船の安全航行を願う信仰の寺であったという話です。

 香集寺は臨済宗方広寺派のお寺。方広寺派の本山、奥山方広寺の開山である無文元選禅師が、中国からの帰路、東シナ海で台風にに見舞われ、遭難寸前の無文元選禅師を助けたのが天狗の姿をした半僧坊。

ネジバナ そんな経緯により、奥山方広寺(通称半僧坊)は海難から逃れる厄除の祈願所として有名になり、望海山香集寺も掛塚の船乗りたちの信仰を集めたという興味深い話。

 この話を聞いた後で香集寺の枯山水の庭を見ると、小石を敷き詰めて水の流れを模したのは川ではなくて、穏やかな波が寄せる遠州灘のように見えて来ます。

 遠州灘に面した一画でピンク色の花を咲かせるネジバナは、掛塚灯台かも知れません。

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